お酒を飲むとき、「カクテルとサワーではどちらが強いのか?」と気になる方は多いと思います。
実際には、カクテルの種類やサワーの作り方によってアルコール度数は大きく変わるため、一概には言えません。
ここではそれぞれの特徴と、度数の目安を詳しく整理します。
目次
カクテルの度数
カクテルはジン・ウォッカ・ラム・ウイスキーなど、度数40%前後の蒸留酒をベースに作られるのが一般的です。
- ショートカクテル(マティーニ、マンハッタンなど)
氷を入れずに提供されるため、ほとんどがスピリッツ主体。度数は25〜33%程度が多く、非常に強い部類に入ります。 - ロングカクテル(ジントニック、モスコミュールなど)
ソーダやジュースで割るため、度数は7〜12%程度に落ち着くのが一般的。種類によっては5%台に近い軽めのものもあります。
カクテルは「強いものは非常に強く、軽いものは比較的飲みやすい」という幅広さが特徴です。
サワーの度数
「サワー」という言葉には2つの意味があります。
- クラシックなサワーカクテル(ウイスキーサワーなど)
スピリッツ+レモン果汁+砂糖で作るタイプ。度数は14〜20%前後。 - 日本式サワー(居酒屋のレモンサワーなど)
焼酎や甲類(25%前後)をソーダで割り、果汁を加えるスタイル。度数は3〜9%程度で、5〜7%がよく見られるレンジです。
特に日本の居酒屋で提供される「レモンサワー」や「グレープフルーツサワー」は、缶チューハイとほぼ同じ度数帯に収まります。
度数の比較
- カクテル
- ショート:25〜33%
- ロング:7〜12%(一部は5%台)
- サワー(居酒屋式)
- 標準:3〜9%(5〜7%が中心)
つまり「単純な度数比較」では、カクテルの方が圧倒的に強いのが一般的です。
実際に酔いやすいのはどちらか?
- 1杯あたりで比較
ショートカクテルは圧倒的に強く、サワーとは比べものになりません。 - 飲み方で比較
サワーは炭酸が効いていて飲みやすいため、つい杯数が進んでしまいがち。その結果、トータルのアルコール摂取量が増えて酔いやすくなることもあります。
「度数が高いのはカクテル」ですが、「酔いやすいと感じるのはサワー」という人が多いのは、この飲みやすさが理由です。
まとめ
- カクテル:強いものは25%以上、軽いものでも7〜12%
- サワー:平均して3〜9%、多くは5〜7%程度
- 酔いやすさは度数だけでなく、飲みやすさと杯数に左右される
以上、カクテルとサワーはどちらの方が度数が高いのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。